巨人・岡本が逆転弾含む2本のアーチ、一発目は左中間席上段に到達

 巨人が10日、DeNAを破った。

 打った瞬間、自然と右手が上がった。巨人の岡本は六回2死一塁から、落ちる球を完璧に捉えた。左中間席上段までもっていき、「一振りで仕留めることができた」。逆転の27号2ランでチームを2連勝に導いた。

 鬱憤を晴らした。DeNA先発の今永には今季試合前まで10打数1安打、5三振に抑えられていた。一回の第1打席でも空振り三振に倒れ、六回の第3打席は「投手が頑張っていたので何とかしようと思っていた」。チームが左腕から放った2本目の安打が殊勲弾となり、ベンチで手荒い祝福を受けるとようやく満面の笑みがこぼれた。

 疲れの出る夏場でも好調を持続した。8月は月間打率・301、9本塁打と結果を出し、「いっぱいご飯を食べられる。それじゃないか」と要因を明かしてきた。9月に入って4戦連続無安打もあったが、「チームが勝てばいい」と引きずらず、この日は八回にも2打席連発の28号ソロ。優勝争い中のチームにとって頼もしい4番だ。

 八回には坂本勇の犠打を絡めて得点するなど大技小技を駆使し、2位DeNAとの直接対決3連戦で初戦を制した。1日に消滅した優勝へのマジックナンバーも再点灯。「まだまだ『9』。意識せずに明日の試合も勝てるように」と原監督。気を引き締め直し、優勝へカウントダウンしていく。(小川寛太)

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