北海道胆振東部地震から1年…清宮が鎮魂弾!日本ハム、連敗8で止めた

 (パ・リーグ、日本ハム6-2オリックス、20回戦、日本ハム11勝7敗2分、6日、札幌D)被災地に勇気を届けるアーチを描いた。日本ハム・清宮幸太郎内野手(20)が3点リードの五回、右越えに貴重な追加点となる6号2ラン。昨年9月6日に発生し、44人が死亡した北海道胆振(いぶり)東部地震から1年たったこの日、チームは連敗を8で止めた。

 「なんとしても勝ちたいという思いがあったので、打ててすごくよかった。まだまだ傷はいえないと思いますが、1年たった日に勝てたのは皆さんの力だと思う」

 試合前には復興祈念セレモニーが行われ、両チームの監督、選手が黙祷(もくとう)した。札幌ドームに詰めかけた2万6346人の声援に後押しされて迎えた五回2死一塁の第3打席。カウント2-1から右腕・山岡の132キロを捉え、自身11試合ぶりの一発に「久々に出てよかった」と無邪気な笑みがこぼれた。

 最大震度7を観測した地震で、自身も札幌市内の合宿所で被災した。直後から停電と断水に見舞われ、当日の夜は懐中電灯とロウソクの明かりでトランプや怪談話をするなどして過ごした。あれから1年。“代名詞”の本塁打に「それが仕事なので、夢を与えられるプレーをしたいと思う」と決意を新たにした。

 チームは久々に投打がかみ合い、最下位を脱出した。残り16試合。北海道のファンのためにも、クライマックスシリーズ進出を絶対に諦めない。

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