宇部鴻城“1番・投手”岡田、2ラン&12K完投!「恩返しができるように」/甲子園

 第101回全国高校野球選手権大会第7日第1試合(宇和島東3-7宇部鴻城、12日、甲子園)大谷顔負けの二刀流で7年ぶりの聖地星をつかんだ。背番号「8」の岡田が「1番・投手」で先発。追撃2ラン&12奪三振完投で、光り輝く才能を見せつけた。

 「本来は打たせて取るのが自分のピッチング。支えてくれた人がいるので、恩返しができるようにやっていきたいです」

 一回から3者連続三振。バットでも3-0の四回1死一塁、135キロ直球を強振。大会15号、高校通算4本目の2ランを右翼席に突き刺し、一気に主導権を握った。終わってみれば、バットで3安打2打点。投げて3失点完投で、聖地の中心に立った。

 投手として入学したが腰を痛め、野手に専念。今春の県大会で敗れた後、尾崎公彦監督(49)から投手復帰を打診されるも、一度は断った。それでも「投げられないわけではなかった。『なんで自分はセンターだけなんだろう』とふと思って」。5月上旬に監督室に足を運び、復帰を志願。全国の大舞台、投打で最高の恩返しだ。

 次戦は強豪の明石商。「挑戦者の気持ちでやっていきたいと思います」。岡田の表情が緩むことは、最後までなかった。

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