作新学院・福田、足攻さく裂!延長十回に二盗→三盗→決勝点/甲子園

 第101回全国高校野球選手権大会第6日第1試合(筑陽学園3-5作新学院=延長十回、11日、甲子園)泥だらけのユニホームが勝利の勲章だった。3-3の延長十回1死三塁。作新学院の1番・福田真夢(まなむ)外野手(3年)が、中島の中前適時打で雄たけびを上げながら決勝のホームを踏んだ。

 「何としてもという気持ちで走りました。まずは第1関門突破。うれしいです!!」

 先頭の福田は左前打で出塁すると、初球で二盗に成功。4球目には「エンドランのサインが出ていた」とスタートを切り、打者は空振りも気迫のヘッドスライディングで三塁セーフ。3安打3盗塁3得点。50メートル走が6・0秒の俊足リードオフマンが、勝ち越し打を演出した。

 春夏通算4度目の全国制覇を狙うチームが目指すのは「全国でも通用する走塁」だ。投手が牽制を入れる実戦的なベースランニングを日々の練習メニューに組み込み、走塁技術を体にたたき込んだ。足腰も強化。学校から10分の通称『水道山』(戸祭山、標高186・3メートル)の約130段の階段を駆け上がるのが作新伝統の練習で、栃木大会前は9連覇達成のために9往復したという。

 「一戦一戦。これから何度も校歌を歌う」と福田は誓った。エースの今井(現西武)を中心に全国制覇した2016年は高校入学前。3年ぶりとなる夏の1勝をつかんだ作新学院ナインが、15日の岡山学芸館戦も足攻でかき回す。

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