鶴岡東先発・影山、“地元”凱旋で粘りの好投 チームを2回戦へ導く

 第101回全国高校野球選手権大会第4日は9日、1回戦第4試合が行われ、鶴岡東(山形)が高松商(香川)に6-4で勝利した。

 鶴岡東の先発を任されたのは背番号「11」の影山雄貴投手(3年)。阪神が好きで「藤川球児さんみたいな直球を投げたい」と目を輝かせる左腕は、兵庫・宝塚市の出身。186センチの長身から投げ込む力のこもった直球を武器に6回8安打2失点と好投し、勝利を呼び込んだ。

 失点を許しながらも、粘り強く投げ続けた。二回2死二、三塁から高松商・石丸圭佑内野手(3年)に先制の左前適時打を献上。三回にも1点を追加されたが、味方の援護を信じて腕を振った。

 五回に打線が逆転に成功し、3-2。1点リードで迎えた六回に連打と四球で2死満塁のピンチをつくったが、意地で耐えた。飛倉爽汰外野手(3年)へ、カウント1-2からの4球目。外角いっぱいへ138キロ直球を投げ込み空振り三振。窮地を切り抜け、大きくほえてガッツポーズだ。

 この日は小、中学校時代の地元の友人約20人が応援に駆けつけた。夏休みになれば、高校野球観戦に訪れることもあった甲子園。そのマウンドで「直球で押していきたい」との意気込み通りの投球でチームを2回戦へ導いた。

 試合後は「ピンチでも焦らず、しっかり真っすぐで抑えられました。気持ちで投げました」とほっとした表情。第9日に予定されている2回戦では習志野と対戦する。次戦もチームのために腕を振る。

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