逆転劇の陰に背番号「13」 国学院久我山が初勝利/甲子園

 第101回全国高校野球選手権大会第3日は8日、甲子園球場で1回戦が行われ、28年ぶり3度目の出場の国学院久我山(西東京)は、前橋育英(群馬)に7-5で逆転勝ち。春夏合わせて6度目の出場で甲子園初勝利を挙げた。

 久我山は3-5の七回に5長短打を集めて3点を入れ、逆転。4番・宮崎恭輔捕手(3年)が中前に同点打、5番・高下耀介投手(3年)が中前に勝ち越し打を放ったが、その陰に背番号「13」の存在があった。

 主に代打として待機する、須田旭選手(3年)。ともに第4打席の宮崎がベンチから打席に向かう前に「テークバックで体が浮き上がっているぞ。もっと沈めて」と声をかけ、高下が向かう前には「スタンスが広がっているぞ」と、ジェスチャーでアドバイス。2人が最近の打撃で課題としている部分を、前の3打席でチェックし、貴重な適時打につなげた。

 主砲の宮崎には普段から打撃のアドバイスを求められ、宿舎でも同部屋の須田は「打てたのは彼らの力。もし力になれていたのならうれしいです」と笑顔。出番のなかった選手や、応援の力など全てを含めて、一丸でつかんだ久我山の甲子園初勝利だった。

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