智弁和歌山・黒川ら5季連続出場 イッキに3人!桑田、清原らに並ぶ快挙/和歌山

 第101回全国高校野球選手権大会和歌山大会(29日、智弁和歌山12-1那賀、和歌山市紀三井寺)和歌山大会決勝では智弁和歌山が主将・黒川史陽内野手(3年)の先頭打者本塁打などで那賀に12-1で大勝し、3年連続24度目の出場。

 試合開始からわずか5球、鋭い打球はあっという間に右翼席に突き刺さった。智弁和歌山の主将・黒川が猛攻の口火を切る先頭打者アーチ。感触十分にゆっくりとダイヤモンドを一周した。

 「完璧でした。自分が先頭で打てば、チームが100%勢いに乗ると分かっていた」

 主将の一打で打線爆発。15安打12得点で相手をよせつけなかった。黒川は東妻、西川(ともに3年)とともに、桑田真澄や清原和博(ともにPL学園)、荒木大輔(早実)らと並ぶ5季連続甲子園出場の快挙も達成した。

 上宮(大阪)の主将として1993年の選抜で優勝した父・洋行さんが31日に44歳の誕生日を迎える。決勝前日、「ホームランボールと優勝メダルを贈る」と約束。有言実行の活躍が、最高の誕生日プレゼントだ。

 試合終了後、歓喜の輪へ最後に加わった黒川に笑顔はなかった。「ここで喜ぶと日本一になれない。空気を変えたかった」。全国の頂点へ、まだ通過点だ。

 「一戦一戦全力に、必ず甲子園で優勝する」。偉大な父が達成した日本一へ。最後の夏に挑む。

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