仮設住宅のアルミで五輪モニュメント 大会中に選手がサイン、被災地へ

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会と住設機器大手のLIXILは東京都港区の東京タワーメディアセンターで17日、東日本大震災からの復興を願うモニュメントの記念式典を行った。素材には、被災地の仮設住宅から回収したアルミが使われ、モニュメントは東京大会期間中には競技施設などに設置。世界各国の出場選手からサインが寄せられた後、被災地に戻される。

 記念式典ではプロテニスプレーヤーの錦織圭選手とをお笑いコンビ・サンドウィッチマンが登場し、それぞれモニュメントへのメッセージを寄贈した。

 錦織選手は「みなさんの思い出が違う形でみんなにみてもらえ、力になるのは素晴らしいことだと思う」と話した。

 「復興五輪」ともいわれる今回の東京大会では、「被災地と世界を結びつける」というコンセプトのもと、モニュメントが製作される。モニュメントの素材は岩手県・宮城県・福島県の仮設住宅から窓やドアのアルミ部分を回収し、再生アルミとして活用する。同プロジェクトでは2トンの再生アルミから各県1つずつ、計3個のモニュメントを製作する。

 モニュメントは高さ2メートルほどを想定しており、デザインは8月下旬に決定する予定。被災地の中高生からのメッセージが寄せられ、大会期間中は都内の大会関連施設に設置される。

 大会出場選手らのサインなどが加えられ、大会終了後モニュメントは被災3県にそれぞれに設置される予定だ。

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