大谷、TVカメラが打球見失った超人弾!松井超え32本ペースの前半戦14発締め

 アストロズ11x-10エンゼルス=延長十回(7日=日本時間8日、ヒューストン)米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(25)が、アストロズ戦の三回に左中間へ14号2ランを放った。チームは延長十回、10-11で敗れ、勝利にはつながらなかったが、オールスター戦前最終戦で結果を出した。53試合目での14号。約3・8試合に1本のペースで、このペースで打ち続ければ、2004年に松井秀喜(当時ヤンキース)が記録した日本選手メジャー最多の31本を上回る。

 中継したテレビカメラは、打球の動きを追えていなかった。実際の軌道よりも低い位置を映していたためだ。2-2の三回、1死三塁。大谷の打球は、常人の予想をはるかに上回る弾道で、左中間の看板を直撃した。

 「打者として僕の予想を上回る活躍だ。パワーだけでなく、打撃の技術もある。リーグでも最高といえる打者の一人」

 オールスター戦を前にした、前半戦のラストゲーム。オースマス監督は打率・303、14本塁打、38打点を残した左打者を総括し、絶賛した。

 昨年10月に受けた右肘の手術から5月7日に復帰し、この日でちょうど2カ月。投打二刀流でプレーして22本塁打を放った昨季に対し、今季は打者に専念する。1年目の昨季は75試合目だった14号に、53試合目でたどり着いた。約3・8試合に1本のペースで、残り71試合も同じペースで打てば、18本を積み上げて32本。松井秀喜がヤンキース時代の2004年にマークした日本選手最多の31本塁打を上回る。

 本塁打以外の5打席は凡退。試合後、球団広報によると大谷は「試合途中から体調不良になった」との理由で、取材対応が取りやめになった。だが幸い8日(日本時間9日)から4日間は球宴期間の休み。12日(同13日)にレギュラーシーズンが再開し、マリナーズを本拠地のアナハイムで迎える。その3戦目の相手先発は岩手・花巻東高の先輩、菊池の予定だ。

 2日前の5日(同6日)、大谷は25歳の誕生日に「優勝することが一番の目標。個人も大事ですけど、そこを目指してやっていたら、いい結果が残る」と献身を誓っていた。後半戦はさらなる高みを目指し、アーチをかけていく。

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