復活Vの石川遼にネット「タイガーウッズみたいでかっこ良かった」

 男子ゴルフの国内三大大会、日本プロ選手権の最終日が7日、鹿児島県いぶすきGC(7150ヤード、パー70)で行われ、石川遼(27)=CASIO=が、黄重坤(27)=韓国=とのプレーオフを1ホール目で制し、3季ぶりの通算15勝目を挙げた。

 米ツアーから撤退後、苦悩の期間を過ごした男子ゴルフ界のスーパースターが、自身初の国内メジャータイトルを手にした復活劇。右手でド派手にガッツポーズをした石川の目からは、熱い涙がこぼれ落ちた。ネットは「おめでとう」「嬉しい」「遼くん 復活だぁ」と祝福に沸いた。

 今大会は九州南部を中心とした大雨のため開幕が1日順延。最終日は、10年ぶりの1日36ホール決戦となった。第3ラウンド(R)、通算10アンダーでスタートした石川は、連続ダブルボギーをたたくなど、一時は通算5アンダーまでスコアを落とした。それでも最後は3連続バーディーで流れをつかむと、最終Rの上がり3ホールでドラマを起こした。

 16番(パー4)でバーディーを奪い、首位を走る黄と2打差。続く17番(パー3)で黄が1打目を池に入れてダブルボギーとしたところで追いつき、勝敗はプレーオフへ。1ホール目(18番・パー5)でイーグルパットを沈め、逆転優勝を果たした。

 涙の復活Vに、日本サッカー協会相談役の川淵三郎氏(82)はツイッターで「イーグルで締めくくるとは遼君らしい勝ち方だったね!!」と祝福。「5アンダーまでスコアを落とした時にはさすがに駄目かと思った。それが結果的には良かったんだね」とねぎらいの言葉も。ファンたちも「いゃあもぅ・・・プレーオフは正座して見ました」と、固唾を飲んで勝負の行方を見守っていたというものや、「あそこから逆転できるんだ。ほんとすごい。やはりスター」など、驚きと歓喜のコメントが見られた。

 石川は2013年に米ツアーに本格参戦も、勝利がないまま撤退。16年を最後に国内でも優勝から遠ざかっていた。SNSでは「長かったなあ。良かった」「いっぱい苦しい時があったけど良く頑張ったね ほんと、おめでとう」と復活を喜ぶ声。「石川遼くん、最後タイガーウッズみたいでかっこ良かったなぁ」などと、今年の4月に米男子ゴルフのメジャー大会「マスターズ・トーナメント」で、最終日に逆転優勝を遂げたタイガー・ウッズ(43)=米国=に重ねるコメントも見られた。「またPGAでやれるようになってほしい」など再び米ツアーに挑んでほしいとエールを送るものもあった。

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