中日応援歌自粛問題 小島アナ「でんでん虫も歌えなくなる」、ネット「『くたばれ読売』はどうなの?」

 プロ野球・中日の応援団による応援歌「サウスポー」(ピンク・レディー)の自粛問題で、与田剛監督(53)が2日、「球団の方に『お前』という表現を『名前』にしてくれないか、とお願いしたことが発端です」と説明した。好機の場面で奏でられる同曲には「お前が打たなきゃ誰が打つ」というフレーズがあり、与田監督の意向を球団関係者が応援団に伝えた。これが各方面を巻き込む形で大きな反響を呼んでいる。

 ことの発端は1日の応援団のツイートだった。そこで「この度、当団体で使用している『サウスポー』について、チームより不適切なフレーズがあるというご指摘を受けました。この件について球団と協議した結果、当面の間『サウスポー』の使用は自粛させて頂くこととなりました。皆様には何卒ご理解、ご協力の程宜しくお願い致します」と報告。これが瞬く間に拡散し、大きなニュースとなった。

 与田監督は「子供の教育上、『お前』というのはよくないと思う」という見解を示した。このコメントに各テレビ局のワイドショーで、コメンテーターらがそれぞれの意見を述べた。

 3日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)ではフリーアナウンサーの小島慶子(46)が「(お前のあたまはどこにあるという)“でんでん虫の歌”も歌えなくなりますよ」と指摘。同じ日の「とくダネ!」(フジテレビ系)に出演した西武ファンで知られるキャスターの小倉智昭(72)は「もしもライオンズでこういう話が出てきて、『お前っていうのを言わないでくれ』って言われたら、ライオンズファン辞めますよ。そういうような意味合いじゃないじゃないですか。応援歌の持っている意味って」と訴えた。

 3日の「ビビット」(TBS系)では青山学院大学陸上競技部の原晋監督(52)が「『貴様』とか『てめぇ』は選手が失敗したときに使う言葉ですけど、『お前』っていうのは、どちらかというと期待しているときに使いますよね」とコメント。MCのTOKIO・国分太一(44)は自身の持ち歌を例にして「『宙船』なんて、お前ってばかり言ってる歌ですから…。あれを“あなた”に替えると意味が変わってしまうんじゃないか」と苦笑いを浮かべた。

 ネットの声もさまざまだ。SNSには「選手を一生懸命応援している歌なのに、何が問題なんでしょうか?」というものから、「与田監督も悪気はなかったみたいだし。少し周りがガヤガヤ言い過ぎだと思う。与田監督と中日ドラゴンズ応援団が相談して決めた内容に私達は従うまでです」といった監督擁護論も入り交じる。中には「全国的なニュースになるほどかね」など、突き放した意見も数多くあった。

 さらには「では阪神の『くたばれ読売』はどうなのか?不適切どころの話じゃないね」という細かい指摘も。一方、当事者の竜党からは「選手もどっちでもいいなら、サウスポー自粛って誰得?応援団も是非もう一度球団と話し合ってほしい」という要望のほか、「中日はサウスポーといい、オールスターファン投票唯一の選出0といい野球のプレーと直接関係ないところばかりで話題になるな」といった苦言も見受けられた。

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