欅坂46キャプテン菅井が語る「馬術」の魅力 五輪競技、意外に“大穴”か

 「馬術の魅力は、選手と馬の信頼関係に尽きる」-。アイドルグループ欅坂46キャプテンの菅井友香(ゆうか)(23)が講師役となり、馬術競技の魅力や見どころを伝授する報道陣向けの勉強会が、6月27日に東京都内で開かれた。

 菅井は小学5年で乗馬を始め、2011年には馬場馬術の全日本ジュニア大会チルドレンライダー選手権2位の実績を持つ。大学時代は馬術部に所属し、毎朝6時半から馬のケアや馬房の掃除、エサ代のためアルバイトをするなど、「馬と一緒に生活する感じだった」といい、17年に日本馬術連盟の馬術スペシャルアンバサダーに就任した。

 勉強会では、“菅井先生”が馬術のルールなどを丁寧に説明。五輪では動物と人間が力を合わせる唯一の競技で、男女の区別がないのも特徴だ。「いかに馬と一体になり、乗りこなすか」がポイントで、表彰台のトップに女性が立つのも珍しくないという。選手の年齢層も10代から70歳以上と幅広い。

 五輪で実施される種目は、障害馬術▽馬場馬術▽総合馬術の3種目。

 障害は、13~15個設置されている障害物を順番通りに飛び越し、ゴールの速さを競うため、「ルールが分かりやすく、初めて馬術を見る人も楽しく観戦できると思う」とアドバイスする。

 馬場馬術は、菅井の得意種目だった。乗り手の合図で、馬が踏むさまざまなステップや、描く図形の美しさと正確さを競う。「馬がまるで自ら演技をしているようにみえる」ことが魅力という。規定演技と、音楽に合わせて行う自由演技があることから「フィギュアスケートに例えられることもあって、見ていて楽しい」と太鼓判を押す。

 総合馬術は3日間かけて馬場馬術、クロスカントリー、障害馬術の3種目を行う。「トライアスロンのようなタフな戦い」と紹介した上で、特に森の中を走り抜けるクロスカントリーは、人馬ともにスタミナと勇気が不可欠といい、「迫力のある人馬の動きに注目してほしい」と呼びかけた。

 日本では馬術はマイナー競技だが、ドイツやフランスなど欧州では人気の競技。連盟関係者は「遠いところから馬を空輸するのはとても大変。国内で世界トップの馬と選手を見られるのは、東京五輪が最初で最後のチャンスだと思う」と指摘する。

 昨年の世界選手権では、日本が総合馬術で団体4位となり、東京五輪への期待も膨らんでいる。東京五輪で実施される33競技中、最もマイナーとされる馬術は、意外にも“大穴”のプレミアムチケットかもしれない?!。(運動部 西沢綾里)

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