大坂「離れてもいい? 泣きそう」会見を途中退席

 【ウィンブルドン=板東和正】テニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権で、世界ランキング39位のプティンツェワに1回戦敗退した大坂は、試合後の記者会見で「泣きそう」と話し、約4分半で打ち切って退出してしまった。

 プティンツェワは順位では格が下だが、前哨戦のネイチャーバレー・クラシック2回戦でも敗れた難敵。効果的にスライスを使ってラリーのリズムを遅らせるプティンツェワの術中にはまり、ミスが目立ち失点を重ねた。球が速くて弾みにくい芝のコートへの苦手意識も払拭できなかった。

 大坂は会見でプティンツェワについて「多彩なショットを効果的に放ってきた」と細い声で話し、「とても苦しい戦いだった」などと振り返った。スターとしての重圧に適応するのは難しかったのかと聞かれると、横を向き、進行役に「離れてもいい? 泣きそう」と伝えて席を立った。もう戻ることはなかった。

 大坂は6月のネイチャーバレー・クラシック2回戦の際、プティンツェワに敗退した後、記者会見に現れないハプニングがあった。女子ツアーを統括するWTAによると罰金が科せられる見通しという。

 四大大会での初戦敗退は2017年全仏オープン以来2度目で、今大会後の世界1位返り咲きはなくなった。大坂はどう立て直すのだろうか。連覇を狙う次の四大大会、8月26日開幕の全米オープンまで時間は決して長くない。

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