原巨人、電撃V奪回トレード!巨人・吉川光&宇佐見と日本ハム・藤岡&鍵谷

 巨人・吉川光夫投手(31)、宇佐見真吾捕手(26)と、日本ハム・藤岡貴裕投手(29)、鍵谷陽平投手(28)の2対2の交換トレードが26日、両球団から発表された。救援陣の整備が急務だった巨人と、先発投手と捕手の補強を求めた日本ハムの思惑が一致。5年ぶりのV奪還を目指し、首位でリーグ戦再開を迎える巨人の原辰徳監督(60)が電撃トレードの狙い、背景を明かした。

 リーグ戦再開を前に、動いた。巨人が経験豊富な藤岡、鍵谷の獲得に成功。原監督は東京ドームでの全体練習後、2人への期待を表した。

 「両軍にとって、いい形になるといい。いいものが出せるよう(手助けを)したいと思います」

 プロ7年目右腕の鍵谷は140キロ台後半の直球とフォークボールを武器に、2015年から3年連続40試合に登板した中継ぎのスペシャリスト。16年には日本一に貢献した。左腕の藤岡は東洋大時代に東海大・菅野(現巨人)、明大・野村(現広島)とともに「大学ビッグ3」と称され、3球団競合の末に12年にロッテにドラフト1位で入団した逸材だ。

 最大の狙いはブルペンの強化にある。先発投手の防御率がリーグ2位(3・59)の巨人だが、救援陣は同4位(3・83)。2・88で同1位の阪神と開きがあり、逆転負けはリーグワーストに並ぶ16試合を数える。

 マシソン、戸根が故障で離脱し、守護神候補として獲得したクックも抹消。抑えの中川につなぐ勝利の方程式を確立できていない中、新外国人デラロサ(前ダイヤモンドバックス傘下3A)に続く、左右の救援投手は最高の補強といえる。

 チームのカンフル剤にもなる。指揮官は、本格派左腕として注目していた藤岡に「気分一新。水を得た魚のごとく暴れてもらいたい」と期待。「実力至上主義」と新戦力を2軍スタートとする意向を示しながら「今村、桜井以上の投手なら先発ローテに入ってくる」とも言い切った。

 「わが軍は途上であるチーム。どういうことがあっても、肥やしにしていく」と原監督。足元を固め、V奪還へ加速する。 (伊藤昇)

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