米国の名門大学卒の岡田健が陸上日本選手権初出場

 世界的な名門・米カリフォルニア大バークレー校を5月に卒業した岡田健(たけし)が男子3000メートル障害で、27日に開幕する陸上の日本選手権に初出場する。文武両道の22歳は「記念で出るのでは意味がない。勝負する」と上位入賞を狙っている。

 岡田は東京・国学院久我山高2年の2013年、世界ユース選手権3000メートルで8位入賞。東京五輪出場を目標に、競技力を磨ける環境を求めて海を渡った。しかし、当初は1500メートルや5000メートルで結果を出せなかった。理想とのギャップや言葉の壁、講義で出される膨大な課題にストレスを感じて味覚障害になるなど苦労した。

 転機は2年目に訪れた。コーチの勧めもあって3000メートル障害に種目を変えると状況が好転し始め、勉学と競技を両立させている学生として表彰されるまでに。今春には8分49秒35の自己記録をマークした。

 同学年の塩尻和也(富士通)や高校の先輩である打越雄允(大塚製薬)との直接対決となる日本選手権。「米国に行っていたからこそという姿を見せられたら」と意気込んでいる。(宝田将志)

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