八村は1巡目9位でウィザーズが指名 NBAドラフト

 米プロバスケットボールNBAのドラフト会議が20日(日本時間21日午前)、ニューヨークで行われ、日本代表でも活躍する八村塁(21)=ゴンザガ大=がワシントン・ウィザーズから日本人初となる1巡目(全体9位)での指名を受けた。

 八村は富山県出身。ベナン人の父と日本人の母を持ち、宮城・明成高で全国高校選抜優勝大会3連覇を経験したほか、2014年のU-17(17歳以下)世界選手権では強豪国の選手を押しのけて得点王に輝いた。

 日本代表ではNBAグリズリーズとツーウエー契約した渡辺雄太らと21年ぶりとなる自力でのワールドカップ(W杯)出場権獲得に貢献。ゴンザガ大では今季、全米大学選手権(NCAAトーナメント)8強入りの立役者となった。卒業前にドラフト対象となる「アーリーエントリー」制度を申請して指名を待った。

 ■米大リーグで活躍したイチローさんの話「頑張ってほしいです。日本人は技術とか、どれくらい正確かが持ち味。うまい人が技術を磨いたとき、磨かれた技術というのはさらに、米国人にはないものがあるはずだから、それを見せつけてほしい」(共同)

 ■1981年にウォリアーズから指名された岡山恭崇氏の話「おめでとうございます。頑張れば結果が出るという先駆者になったことは大きい。スキル、パワーを生かしてさらにレベルアップしていくと思う」

 ■日本バスケットボール協会・三屋裕子会長の話「ドラフト指名されたことを誇らしく思う。日本バスケットボール界にとっても、未来へつながる大きな一歩だと確信している。世界レベルで活躍する選手を輩出すべく、育成強化に取り組みたい」

 ■ドジャース・前田健太の話「本当に素晴らしいことだと思う。日本人に夢を与えてくれるような存在。NBAはなかなか日本人が活躍できないと思われていると思うので、(八村)塁が活躍すれば日本人の評価もまた変わってくる」

 ■カブス・ダルビッシュ有の話「(米大リーグにおける)野茂さんみたいなパイオニアというか、そういう存在に近い。試合にもすぐ出られるんだろうし、(将来を)約束されているような選手」(共同)

 ■エンゼルス・大谷翔平の話「すごいことじゃないかなと思う。応援しているし、自分自身がもっと刺激を受けて頑張れれば。バスケットをやったことがないので、プレーは分からないが、素人目にも分かるのは本物じゃないかなと思う」(共同)

 ■ワシントン・ウィザーズ 1961年にシカゴ・パッカーズとして誕生。63年にボルティモアに移りブレッツと改称。73年にワシントン移転。97年にウィザーズとした。78年にウェス・アンセルド、エルビン・ヘイズを擁してこれまでで唯一の優勝を果たした。マイケル・ジョーダンが現役終盤にプレーした。本拠地はキャピタルワン・アリーナ。(共同)

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