手首の疲労、守備不安… それでも日本ハム・清宮が1軍に居続けられる理由とは

 日本ハムの清宮幸太郎内野手(20)が19日のDeNA戦(横浜)の5回に代打で出場し、16打席ぶりのヒットとなる右翼線二塁打を放った。

 6試合連続のスタメン落ちだが、「いい形で打席に入れました。このところタイミングが合ってなくて試行錯誤していたけど、きょうはうまくはまってくれた感じです。これを継続していきたい」とうなずいた。

 3月に手術した右手首のリハビリから急仕上げで戻ってきただけに、万全とは言い難い。手首から肘にかけて疲労がたまりやすい状態で、調子を落としている。DHの使えないセ・リーグの本拠地では「4番・一塁」の中田と「5番・左翼」の王を外すわけにはいかず、守備にも不安のある清宮は必然的に押し出される。

 金子誠打撃チーフ兼作戦コーチ(44)は「きのう(18日)の打席で力強いファウルがあった。ようやく『らしさ』が出てきたかな。早い段階に代打で出て、1球目から強いスイングができていた」と及第点を与えた。

 「不思議なもので、幸太郎の安打から他の打者も振れるようになったし、打線の重苦しさがなくなった。一振りで空気を変えることができるから、上に置いておきたいんだよね。上でもレベルアップさせてやりたいし、でも、練習をやらせすぎると痛みが出るしで難しい。こっちこそ試行錯誤の連続ですよ」と金子コーチ。手の掛かるまな弟子との苦闘の日々が続く。(片岡将)

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