チリ戦先発へ!森保監督、久保に英才教育プラン「経験値、対応力ある」

 サッカー日本代表は11日、招待参加する南米選手権(14日開幕、ブラジル)に向け、成田空港発の航空機で出発した。メンバー構成は来年の東京五輪世代の若手主体。9日のキリンチャレンジ杯・エルサルバドル戦でA代表デビューを飾ったMF久保建英(18)=FC東京=について、森保一監督(50)は主力扱いを示唆。17日(日本時間18日)のチリとの1次リーグ初戦で初先発の可能性が出てきた。

 チームの公式スーツに身を包み、表情は引き締まっていた。成田空港の出発ロビー。MF久保は数人のファンから声を掛けられると、軽く手を振った。14日からの南米選手権(コパ・アメリカ)に挑む森保ジャパン。指揮官はそんな18歳に目を細めた。

 「若い選手がたくさんいる中、経験値は久保があると思う。私が思っていた以上に対応力があると感じた」

 2-0と快勝した9日のキリンチャレンジ杯・エルサルバドル戦。後半22分に投入した久保は巧みなドリブルからシュートを放ち、能力の高さを証明した。史上2番目に若い18歳5日でのA代表デビュー。5日のトリニダード・トバゴ戦は時期尚早とベンチを外した森保監督も、舌を巻くしかなかった。

 先輩に交じってトップ下で躍動した久保。しかし、今回の南米選手権は事情が違う。メンバーの23人中、18人が来年の東京五輪世代で、22歳以下の選手を中心に編成。チリ、ウルグアイ、エクアドルと対戦する1次リーグ3試合の先発メンバーについて、指揮官は「固定するのか変えていくのか、まだ迷っている」と濁したが、久保の序列が上位であるのは疑いようもない。

 「学ぶだけではなく、勝利にこだわる。(初戦に)持っているパワーを全てぶつける」

 金メダル獲得を目指す来年の東京五輪。南米勢との真剣勝負で経験値を上げて、自信を持ち帰りたい。そのチームの中心に久保を据える。

 日の丸を一身に背負う18歳は自身のインスタグラムに「コパアメリカも応援宜しくお願いします!」(原文ママ)と決意をつづり、勇躍、ブラジルへと飛び立った。 (宇賀神隆)

■南米選手権

 基本的に4年に1度開催される南米連盟主催の大陸別選手権で、1916年に第1回大会が行われた世界で最も歴史のある大陸王者決定戦。2019年大会は6月14日から7月7日にかけてブラジルで開催され、南米連盟所属の10カ国に加え、日本とカタールが招待で参加する。前回大会は100周年記念特別大会として16年に米国で行われ、チリが15年大会から2連覇を達成した。日本はトルシエ監督時代の1999年大会に招待で初出場し、1分け2敗で1次リーグ敗退。2011、15年大会も招待されたが、選手派遣の日程が調整つかず、出場を断念した。

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