朝乃山ならぬロッテ・アジャの山!鷹を押し出し3ラン

 (パ・リーグ、ロッテ8-2ソフトバンク、12回戦、ロッテ9勝3敗、26日、ゾゾマリン)両国国技館から約30キロ離れた千葉・幕張も熱く燃えた。ロッテが“大相撲パワー”でソフトバンクに連勝だ。井上晴哉内野手(29)が、5-1の六回2死一、二塁で右中間に駄目押しの7号3ランを放った。

 「久しぶりのいい感触でした。気持ちが入りました」

 グラウンドレベルに新設されたホームランラグーンに飛び込む一発で、2年連続日本一のソフトバンクに“押し出し”で勝利。強敵に対して、開幕から9勝3敗で4カード連続の勝ち越しを決めた。

 日本選手では最重量、114キロの巨漢は、試合がなかった13日に大相撲夏場所を初観戦。館内で取り組みをみる前は「1時間近く入り待ちをしました」と相撲ファンと一緒に南門付近で力士の歩く姿を眺めたという。

 野球につながる新たな発見があった。「力士はどっしり歩いている。それからは三振してもどっしり歩いています。いい勉強になりました」。力士の威風堂々とした歩き方に感銘を受け、凡退しても沈みがちな気持ちを引きずらず、素早く切り替えるようになった。

 気温31度を記録した“幕張場所”は熱気ムンムンだった。チームは月に一度の「マリンフェスタ」を開催。選手たちは、ニックネームが背中に入った特製ユニホームで試合に臨んだ。すっかりファンに愛称が定着した「AJA(アジャ)」は、2安打4打点。快勝劇にスタンドのファンも狂喜乱舞した。 (山口泰弘)

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