日本ハム・清宮“見切り発車”の是非 栗山監督「必要だから」も2軍首脳は危惧

 日本ハムの清宮幸太郎内野手(20)は24日の西武戦(メットライフドーム)で、1軍昇格即「7番・DH」でスタメン出場。6回に中犠飛を放ち打点を挙げたが、3打数無安打に終わった。

 「緊張感があって充実した1日でした。打席ごとに内容はよくなって、1打席もムダにせずに立てたのはよかった。この舞台に来たら調整とかは関係ない。チームの勝ちだけを目指してやっていきたい」

 4-7と3点ビハインドで迎えた6回無死満塁での第3打席。一発が出れば逆転の場面だったが、相手3番手左腕の小川の140キロの直球を中堅左へ犠飛。

 「前の打者の方々が作ってくれたチャンス。自分はただのアウトなんで。皆さんに感謝です」と謙虚に語った。

 清宮の昇格が決まってから、2軍関係者の間では「まだ真っすぐへの対応ができていない。2軍ではほとんどデーゲームでやってきて、1軍はボールの見づらいナイターが多い。2軍とはレベルの違う1軍投手のキレにも合わせなければいけない。首脳陣は相当我慢が必要になるんじゃないか」と危ぶむ声があがっていた。果たして、この日の試合では相手の直球に差し込まれる場面が目立ち、危惧は現実のものとなりつつある。

 2軍からの異論を押し切り“見切り発車”を決めた栗山英樹監督(57)は、試合前に「必要だから呼んでるんだ」と強調した。

 とはいえ、ネックとなっていた守備に関しても緒方耕一守備チーフ兼内野守備走塁コーチ(50)は「今はまだシートノックに入っても、半分くらいの出力でスローイングしている段階。3連戦全部で守備に就くのは負担が大きいだろう。3連戦の中の1試合で一塁に就き、DHやベンチスタートも利用するのは他の選手と変わらない。休ませたい選手はいっぱいいるから」。DH専門というわけにはいかない。

 指揮官の言葉に説得力を持たせるためにも、快音を響かせたいところだ。(片岡将)

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