世代融合、W杯予選へ戦術浸透目指す サッカー日本代表

 日本サッカー協会は23日、国際親善試合として行われる6月5日のトリニダード・トバゴ戦、9日のエルサルバドル戦に臨む日本代表27人を発表した。5月24日には南米選手権(6月14日開幕、ブラジル)代表メンバーが発表される。

 2日に分けて行われる異例の代表発表。南米選手権と違い、招集に拘束力がある国際親善試合2戦には、体調不良の主将、吉田(サウサンプトン)を除く国外組が軒並み名を連ねた。

 「ベストな部分でチーム力を上げていくことをやっていかなくてはいけない」と森保監督。指揮官は9月に始まる見通しのW杯カタール大会の予選を見据えている。これまで代表の骨格部分をなしてきた選手を中心に、戦術浸透を図るのが最大の狙いになる。

 従来より多い27人の招集リストは、掲げてきた「世代間の融合」をこれまで以上に雄弁に物語るものになった。クラブで出場機会を満足に得ていない川島、岡崎を「経験を還元してほしい」と呼び戻し、一方で、久保建、大迫敬の10代2人を抜擢(ばってき)した。

 注目が集まる久保について、森保監督は「相手の守備網を崩していくことができる」と評価し、「代表の座は勝ち取ったもの」と言いながらも、「経験のある選手がいる中で、彼が追い越しているところではまだない」と指摘した。

 久保のライバルは堂安、南野、中島ら、森保監督のチームで主役を張ってきた選手たち。高い壁だが、看板選手がうかうかしていられない環境を17歳が生みだすようなことになれば、日本代表のカタールへの航海はより力強さを増すことになる。(五十嵐一)

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