ラミレスマジック!? 傘もいらない小雨なのに中止…最下位低迷でまさかの“昭和戦術”

 仰木マジックならぬ、ラミレスマジックか。14日のDeNA-中日戦(横浜)は雨天中止。ところが、中止が発表された午後2時半には晴れ間がのぞき、両軍の練習中は傘もいらないレベルの小雨だった。試合開始予定の午後5時45分には雨も上がり、問題なく試合ができたはずだった。

 中日の与田監督は「バスに乗ったところで連絡が入り『え~っ』と思った。(中止予想は)まったくなかった。天気予報の降水確率を見て、この程度なら人工芝だしやれると思っていた」とビックリ。

 中日の某コーチは「昔、チーム状態が悪い時に近鉄の仰木監督がよく使った手。最近はどの球団も営業の力が強くて『イベントがあるので』、『チケットが売れているから』となかなか中止にしないんだけどね」と、まさかの“昭和戦術”に苦笑した。

 この日は「ブルーライトシリーズ」と題したイベントの第1戦。試合開始を通常より15分早め、人気のゴールデンボンバーを招き、始球式などで盛り上げることが決まっていた。

 “金爆”はグラウンドでドアラらと記念撮影し「また来年」と球場を後にしたが、営業担当はスケジュールを抑えるのも大変だったはず。そんな状況で、雨もほとんど降っていないのに中止にしたのだから、営業担当も危機感を感じるほどチーム状態が悪いということだろう。

 DeNAは借金11で最下位に低迷。しかしラミレス監督1年目の2016年には、5月3日時点で借金11も、15勝4敗1分けと脅威の巻き返しをみせ、同28日に完済。借金4で球団初のクライマックスシリーズに進出しているだけに、ここが正念場といえる。

 ラミレス監督は「今週は連勝できるだけの投手がそろっている。ある程度打線が援護して、投打がかみ合えば連勝もできる」と超ポジティブ。

 中止が決まり「身体に痛みがある人もいるし、1日休んでいい流れになって、明日から違う感じで、いい勢いに乗れればいい」と午後3時40分に早々と球場を後にしたが、球団ぐるみの前時代的作戦(?)で4年前の再現となるか。(塚沢健太郎)

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