尾崎将司、マスターズのウッズに触発“V宣言”「こっちではジャンボが大復活」/国内男子

 男子ゴルフの国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」が18日から4日間、三重・東建多度CC名古屋で開催される。プロ50年目を迎えた尾崎将司(72)=I.S.T=が17日、プロアマ戦に出場して最終調整を行った。節目のシーズンを迎えたジャンボが、2013年以来の予選通過で“タイガー並み”の復活劇を演出する。

 雨が降りしきるプロアマ戦。それでも、ジャンボを一目見ようと詰め掛けた約1500人のギャラリーが沸いた。

 「向こうではタイガーも大復活。こっちではジャンボ尾崎が大復活…とは誰も思ってないよ。思っているのはオレだけ」

 ラウンド前、ギャラリーに向けて復活宣言した。海外メジャー「マスターズ」で復活優勝を遂げたタイガー・ウッズ(43)=米国=を祝福しつつ、ウッズが生まれる前から日本の賞金王に君臨していたツアー通算94勝のレジェンドは意欲をみなぎらせた。

 プロアマ戦の1番(パー4)では残り30ヤードから3打目をピタリとピンに寄せた。グリーン上ではピンを抜かずにパッティング。「ピンをさしたままでも大した問題じゃない」。今年改正の新ルールにも順応済みだ。

 昨季は背中の痛みなどを抱え、出場7試合はいずれも棄権か予選落ち。オフは一日200スイングを課し、「クラブを振る力は増えた」。72歳になってもシニアではなくレギュラーツアーにこだわり、2013年4月「つるやオープン」以来、遠ざかっている決勝ラウンド進出にも自信を深めている。

 男子レギュラーツアーでは今大会が新元号「令和」に移行する前の最後の公式戦。昭和から第一線を走り続けてきた尾崎は「昭和、平成と駆け抜けてきたからね。だんだん忘れられるな」とジャンボ節も健在だ。

 「いいプレーをして納得することを大会でやるのが希望。夢じゃなくて希望だぞ。夢はかなえられないことが多いけど、希望はかなえられる」

 ゴルフへの情熱は不変。ジャンボが平成最後を復活劇で締めくくる。 (原田遼太郎)

 ◆前年大会優勝の重永亜斗夢 「例年に比べてショットはいいけど、パットがやばい」

 ◆「マスターズ」は予選落ちだった昨季賞金王の今平周吾 「国内開幕戦なので、まずはトップ10を目指す。今年も国内戦を頑張って海外の試合に出ていきたい」

 ◆3年ぶりの大会出場となる池田勇太 「3年ぶりなので逆に新たな気持ちでわくわくしている。ゴルフ自体は悪くはない」

★ジャンボと平成

 1989(平成元)年5月の「フジサンケイクラシック」で平成に入って初の優勝を飾り、2002(平成14)年「全日空オープン」までツアー通算94勝のうち54勝を平成期に挙げ、計9度の賞金王に輝いた。66歳で迎えた13(平成25)年「つるやオープン」第1ラウンドではツアー史上初となる年齢以下のスコア(62)で回るエージシュートを達成。70歳の17(平成29)年にも再度達成している。

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