神戸衝撃!リージョ監督、半年で辞任 ポドルスキも主将辞任

 J1神戸に17日、激震が走った。クラブはフアンマヌエル・リージョ監督(53)の意向を受け、同日付で契約解除に合意したと発表した。吉田孝行前監督(42)が新監督に就任するが、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(33)も主将を辞任することを決断した。7試合を終え、10位と低迷するクラブが、風雲急を告げた。

 リージョ監督、電撃辞任-。神戸が朝、クラブの公式サイトで発表した。大型補強が実を結ばない。昨年9月に就任し、わずか半年での退任となった。

 リージョ監督はクラブを通じて「私と家族にとってはこうする事がベストだと思った」とコメント。非公開練習前にクラブハウスに姿をみせ、選手らに「いいシーズンを送れるように」とだけあいさつをしたという。

 今季はポドルスキ、元スペイン代表のMFイニエスタだけではなく、FWビジャが加入。総年俸41億円のVIPトリオで浮上を狙ったが、J1の7試合で3勝1分け3敗の勝ち点10、10位と低迷。後任には2017年8月にヘッドコーチから昇格し、昨季途中まで監督を務めた吉田前監督が復帰する。クラブ側は2-4で敗れた14日の広島戦後に新監督としてオファーしていた。

 衝撃はこれだけにとどまらない。ポドルスキが主将を辞任-。練習後、「驚きはもちろんある。監督がそのままで、みんなで成長していけたらよかったが…」と話すと、主将としての言葉を求められ、こうつぶやいた。

 「僕はもうキャプテンじゃないから、キャプテンとして言うことはないが、寂しいし、悲しい」

 その後、自身のツイッターを更新。「自分はヴィッセル神戸のキャプテンの座から降りる事になりました」と明かした。

 この日の練習では吉田新監督が「ハードワークしないとメンバーから外す」と奮起を促した。クラブの目標とするタイトルやアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)出場も、果たせていない。過去には04年から2年間でハシェック、加藤寛、松永英機、エメルソン・レオン、パベルと5人監督が交代した。繰り返される歴史。どう、再建するのか。吉田監督の手腕が問われる。

■フアンマヌエル・リージョ(Juan Manuel Lillo)

 1965年11月2日生まれ、53歳。スペイン・トロサ出身。プロ選手としてのキャリアはなく、16歳で指導者に転身。95年にスペイン1部のサラマンカでリーグ史上最年少の29歳で監督に就任。現在マンチェスター・シティーを率いるグアルディオラ監督が2006年に現役引退したときのドラドス(メキシコ)で監督を務め、影響を与えた指導者の1人といわれる。昨年9月17日にJ1神戸に就任した。

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