巨人・丸、攻撃型2番の脅威証明!古巣に初の一発

 (セ・リーグ、巨人4-5広島、5回戦、巨人3勝2敗、17日、熊本)外野スタンド裏にそびえ立つクスノキの巨樹群に向かって、打球はグーンと伸びた。広島からフリーエージェント(FA)で加入した巨人・丸が同点の八回1死一塁で、一時勝ち越しの5号2ランを放った。

 「速い球に力負けせずに打てた。真っすぐと変化球、どっちも対応できる待ち方で、一番いい結果になった」

 七回に同点に追いつかれる嫌な展開で、左腕のフランスアが投じた149キロの甘い直球を右中間席へ。九回に抑えのクックが逆転を許して敗れたものの、古巣に初の一発を見舞い、12球団からの本塁打を達成。前日16日の第1戦(鹿児島・平和リース)から2番に入り、昨季39本塁打の攻撃型2番の脅威を示した。

 試合前には広島ベンチにあいさつ詣でをし、かつての仲間と慣れた様子で談笑。試合でも打棒健在を見せつけた。

 原監督も「押されっぱなしの中で巧妙な2ランでした」とたたえた。豪快なアーチは勝利にこそ結びつかなかったものの、3年前の熊本地震から復興を目指す地に、興奮を届けた。 (谷川直之)

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