もしオリックスが神戸のままなら…イチロー氏「復帰考えた」

 現役引退を発表した元マリナーズのイチロー氏(45)が3月31日に放送された「NHKスペシャル イチロー 最後の闘い」で、仮に古巣のオリックスが今も神戸に本拠地を置いていれば、復帰の可能性があったことを明かした。

 同番組は昨季オフ、米シアトルのイチロー氏の自宅で密着取材。「僕の中では、日本には戻る場所がないんですよね。もし神戸にそのままオリックスが存在するなら…。日本でプレーする可能性があったとするなら、神戸でしかない。神戸にそのままもしチームがあれば、考えたと思います」と明言した。

 オリックスはイチロー氏のメジャー移籍後の2004年オフに大阪近鉄バファローズと合併し、08年以降は野球協約上の保護地域(本拠地)を大阪府に統合している。

 番組では、引退発表後の今、相変わらず自宅にそろえた機器でのトレーニング、ランニングを継続している様子も紹介している。3月21日深夜の引退会見で「多分、明日もトレーニングはしている。それは変わらない。僕はじっとしていられない。動き回っていないと」と語った言葉にウソはなかった。

 「(野球選手として)“笑って死ぬこと”が、夢に近い理想だった。現実はなかなかそうはいかなくて、寂しく終わっていくものだけれど、結果的に日本のファンの人たちがその夢をかなえてくれた」と感謝を口にしたイチロー氏。

 「懸命に生きられる何かを、モチベーションを見つけて見つけていくことが生きていく意味だと思う。(次の目標を)新たに見つけるのか、見つかるのかわからないですが、そのために一歩踏み出すということですよ」と締めた天才打者。第二の人生がなおさら楽しみになってきた。

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