FC東京の久保、先制点をお膳立て J1第5節

 30日に行われた明治安田J1第5節で、FC東京は浦和と1-1で引き分けた。FC東京の先制点をお膳立てしたのは、17歳の久保だった。後半30分、左サイドを駆け上がってきた東へパス。ダイレクトで折り返したクロスをディエゴオリベイラが頭で合わせて先制点が生まれると、チームメートと喜びを分かち合った。

 個の力を見せつけた。3バックから4バックへ変えた浦和に主導権を握られていた後半17分に投入されると攻撃を活性化。得点の場面では、こぼれ球とDFの間にうまく体を入れて起点となり、東へ送ったパスはタイミング、精度ともに申し分なかった。

 後半ロスタイムに追い付かれ、試合後は「勝てなかったのであまり評価できない」と笑顔はない。一方で「自分が入ってから試合はいい方向に動いた」と一定の手応えは口にし、長谷川監督も「勝負どころで使おうと思っていて期待通りのプレーをしてくれた」とたたえた。

 22~26日にU-22(22歳以下)日本代表が出場した国際大会に招集され、東ティモール戦では2点を奪った。将来性豊かな17歳に、6月開幕の南米選手権で若手の積極起用を考えている日本代表の森保監督も「扉は自然と開く」と熱視線。逸材への期待は高まるばかりだ。(奥山次郎)

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