チェックアイ・清雲栄純氏 将来性のある選手を発掘できた2試合

 サッカー日本代表が積極的に新戦力を試した22日と26日の2試合で、将来性を感じさせてくれる選手を見いだせたのは収穫だった。次期W杯までには時間的な余裕があるのだから、次回以降の代表合宿でも積極的に新戦力をテストしていいのではないか。

 ボリビア戦の橋本は目を引いた。フィジカルの強さを生かした守備で何度もピンチの芽を摘んでいた。ボランチは遠藤(G大阪)と長谷部(アイントラハト・フランクフルト)が長く君臨して新顔の台頭をなかなか許してこなかったが、楽しみな若手が出てきた。

 左サイドバックの安西も能力が高い。攻守の切り替えが早く、判断のスピードも速い。現時点で長友(ガラタサライ)と比較するのは酷でも、後継候補になり得る存在だ。試合を重ねて経験を積み、長友を脅かす存在になってほしい。

 こうした逸材を見つけ出すところに、森保監督らの眼力が感じられる。新戦力を発掘して既存勢力を刺激すること以上にチームの成長を促す力はない。メンバーを固めて組織を成熟させるのも大事だが、競争原理を働かせてチームのスケールアップを図っていい時期だ。(法政大学教授、元日本代表コーチ)

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