帰ってきた「10番」香川、トップ下先発有力!22日コロンビア戦

 サッカー・日本代表公式練習(21日、日産スタジアム)22日のキリンチャレンジ杯・コロンビア戦に向けて、試合会場で最終調整した。トップ下には昨夏のW杯ロシア大会以来、約9カ月ぶりに招集されたMF香川真司(30)=ベシクタシュ=が先発出場することが有力となった。W杯のコロンビア戦ではPKを決めた香川が再びエースの背番号10を付けて、日本のファンに雄姿を見せる。

 日本の10番が、再びサッカーファンを熱狂させる。MF香川がコロンビア戦で先発出場することが濃厚になった。

 「新たなスタート。しっかり練習して試合に挑むだけ」。今月18日の代表合宿初日、昨夏のW杯ロシア大会以来の代表戦復帰となる30歳は初々しい言葉で気持ちを高ぶらせていた。

 W杯ロシア大会でベスト16進出に貢献。その後は所属のドルトムント(ドイツ)で足首の負傷などで試合に出場できず、完治後も“戦力外”の日々が続いた。「W杯後は代表にも呼ばれなくなって、(昨年)10月、11月はもどかしかった。代表で競争したくなった」と心境を吐露する。

 1月31日にトルコ1部ベシクタシュに期限付き移籍。6試合3得点と復調し、森保ジャパンに初招集された。「背番号にこだわりはないが、誇りはある」。思い入れの深い背番号10はMF中島から“奪還”。かつての定位置、トップ下も奪還しつつある。

 一方、森保ジャパンでトップ下を担ってきたMF南野は「共存ではなく競争です」とキッパリ。アジア杯では不動だったが、6試合で1得点といまひとつ。香川にポジションを奪われる可能性もあるが、「他にも実績のある選手が多いし、楽しい」と“余裕”のコメント。南野もトップ下争いで負けるつもりはない。

 森保一監督は「強いコロンビアを相手に、こちらはメンバーが変わった。アジア杯の主力と新たに加わった選手を交えて戦いたい」。コロンビアを破り、香川が完全復権する。 (宇賀神隆)

★この日の練習

 23人全員がそろい、試合会場で約1時間の公式練習を行った。強い風が吹き荒れる中、公開された冒頭15分はランニング、ストレッチ、ボール回しで汗を流した。ランニング中にはDF三浦とDF室屋が談笑するシーンが見られるなど、和やかなムードで練習が進んだ。非公開になってからは戦術確認を行ったとみられる。

★W杯ロシア大会・コロンビア戦VTR

 昨年6月19日、1次リーグ初戦で対戦。開始早々にFW大迫が左足シュートを放ち、こぼれ球をMF香川が狙ったが相手DFのC・サンチェスが右手で止めて一発退場。PKを獲得して香川が決め、前半6分に先制した。同39分に追いつかれたが、後半28分にMF本田の右CKを大迫がヘディングで決勝弾。2-1で勝利した。国際連盟(FIFA)ランキングで当時61位の日本が同16位の相手を破って「サランスクの奇跡」と呼ばれ、日本に“大迫、半端ない”旋風が巻き起こった。

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