宇野、3・20開幕世界選手権は4回転×6本/フィギュア

 フィギュアスケート・四大陸選手権最終日(10日=日本時間11日、米カリフォルニア州・アナハイム)男子で初優勝した宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=が快挙から一夜明けて取材に応じ、3月の世界選手権(20日開幕、さいたま)制覇へ全ジャンプの成功をノルマと課した。4回転はショートプログラム(SP)とフリー合わせて3種類6本を跳び、羽生結弦(24)=ANA=に立ち向かう。

 シニア4季目で初めてつかんだ金メダルの余韻に、浸る時間はなかった。前夜は日付が変わる頃まで取材に追われ、ドーピング検査を終えたのは午前1時過ぎ。宇野の表情からは疲労の色がにじんだが、次戦の世界選手権へと気持ちは切り替わっていた。

 「ジャンプを全部成功させるのが(優勝への)条件になる」

 昨年12月の全日本選手権から1カ月余りで右足首を3度捻挫した。調整不足は否めず、今大会の4回転はSPとフリーで本来より1本ずつ少ない計4本だった。それでも、フリーでは羽生が保持した今季世界最高を約7点塗り替えた。

 世界選手権では、今大会は回避したSPの4回転フリップにフリーの4回転サルコーと大技2本を戻す見込み。トーループと合わせた3種類6本の4回転を跳び、ジャンプの基礎点だけでも約10点の上積みが見込める。

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