“宝刀”不発でSP5位…逆転の紀平、9日フリーで3回転半「絶対入れる」/フィギュア

 首位に立った昨年の全米女王、ブレイディ・テネル(21)とは5・06点差。同じくSP5位と出遅れた昨年11月のNHK杯(広島)で、首位との6・58点差をフリーでひっくり返した紀平からすれば、逆転優勝は手の届く位置にある。フリーの自己ベストは154・72点。テネルを15点、2位の坂本花織(18)=シスメックス=を10点超上回る。

 初出場優勝を目指す8日(日本時間9日)のフリー(19番滑走で日本時間午後3時8分開始予定)でも、これまで2本組み込んできた3回転半に挑むと言い切った。「1本は絶対に入れたい」。わずか3日前、なじまなかった左のスケート靴だけを新調。その足で踏み切り、出来栄えの加点を含めて10点以上稼ぐこともある大技を成功させるためだ。

 シニアデビューした今季、国際大会で無傷の4連勝と不敗神話もある。「トリプルアクセルのミスで、フリーでは『こういうことがあってはいけない』と分かった」。強いこだわりを持つ代名詞を決め、真の女王となる。 (鈴木智紘)

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