日本ハム・吉田輝星が付いていくべきは…“背番号18の先輩”か?

 付いていくべきは“背番号18の先輩”か。

 日本ハムのドラフト1位、吉田輝星投手(18)=金足農高=が11日に都内で行われたプロ野球新人研修会に参加。プロ野球史上初の1000試合登板を達成し昨季限りで引退した前中日・岩瀬仁紀氏(44)の講話に聞き入った。

 いわく「早くチームに溶け込むことが大事。同期ばかりで固まらないこと。付いていっていい先輩と、そうでない先輩がいる。判断基準は人それぞれだが、いい先輩に聞いて学んでもらいたい」

 プロ野球史上最多の1002試合登板と407セーブを記録したレジェンドの言葉に、吉田輝の背筋も伸びた。ドラフト同期は自身を含め5人が高校生。互いの仲の良さが和やかな雰囲気を作っているが、大先輩は同期の輪から一歩踏み出すことの重要性を強調した。

 「堂々とされていて、一流のオーラを感じました。参考になる話ばかりで、今後自分が活躍するために生かしたい」と吉田輝。2月のキャンプが近づけば、国内外で自主トレを行っている先輩たちが鎌ケ谷に集結する。

 そんな中で球団関係者は、岩瀬氏が言う「付いていっていい先輩」に、うってつけの存在がいると力説する。

 「斎藤佑樹ですよ。甲子園の決勝まで1人で投げ抜いた経験、その後のフィーバー。斎藤は大学時代に股関節にケガを負っているが、吉田も甲子園で股関節に痛みが出た。斎藤が身長176センチ、吉田が175センチで背格好も似ている」

 確かに、大学進学と高校から直接プロ入りという経歴に違いはあるが、2016年まで背番号18を付けた斎藤と、今年から引き継ぐ吉田輝には共通点が多い。

 「ケガへの備え方、ファンやマスコミ、近づいてくる大人への対応で今後どういうことが起こりうるかを聞いておくことは大事。ずっと球団が楯になってくれるわけじゃないんだから」と前出関係者。目下米グアムで汗を流す斎藤から、将来に備えるための金言を引き出せるか。(片岡将)

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