稀勢、進退かけ初場所出る!12月半ばに決めていた

 実際、肉体に負荷をかけ、出場への希望が確信にかわったのは昨年12月半ば。大相撲の愛好家で組織する維持員会、「東京溜(たまり)会」が初場所開催中に開く予定の会合に稀勢の里を招くことを決め、参加を打診した。関係者は「出席させてもらいます」と即答したことに驚いたという。「しっかり体はつくった」。すでに出場可否の迷いは消えていた。

 昨年12月27日に弟弟子の大関高安と相撲を取り始め、計83番を消化。横審の稽古総見(7日)、二所ノ関一門の連合稽古(9日)などで関取と2日続けて相撲を取った翌日は基本運動に充てるサイクルを崩さず、出稽古は選択しなかった。

 平成最後の国技館での本場所。「やってみないとわからないが、一番いい体調で臨みたい」。ただ一人の日本出身横綱は、思い描く臨戦態勢を整えた。 (奥村展也)

 ◆稀勢の里の師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴) 「本人の気持ちの面も体も動いている。以前とは比べものにならないくらいに、いい方向にきている」

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