稀勢、進退かけ初場所出る!12月半ばに決めていた

 大相撲の横綱稀勢の里(32)が初場所(13日初日、両国国技館)に出場する。10日、東京・江戸川区の田子ノ浦部屋で稽古を行い、意思を表明した。稀勢の里は昨年11月の九州場所で横綱として87年ぶりに初日から4連敗(不戦敗を除く)を喫し、右膝を痛めて途中休場。横綱審議委員会(横審)から、不祥事以外では初の「激励」決議を受けた。強く奮起を促され、初場所では進退を懸ける。

 新年幕開けの場所が、再び土俵人生を懸けた勝負の土俵となる。稀勢の里はこの日、稽古では相撲を取らずに四股、すり足など基本運動で終え、初場所出場を明言した。

 「いい稽古ができた。非常に順調。あとはそのまま場所へ臨むだけ。自分の思い通りに近づいてきた。焦りもない」

 8場所連続休場明けとなった昨年9月の秋場所では10勝を挙げ、一度は進退問題を沈静化させた。だが、九州場所で再び途中休場。横綱在位11場所で9度目の休場となり、場所後の横審は全会一致で初の「激励」を決議した。

 もっとも、稀勢の里にすれば早くからこの初場所へ照準を定めていた。九州場所で初日から4連敗を喫し、途中休場が避けられなくなったその夜。「いまから立て直して、1月は出る」。休場中も稽古場へ降りて下半身の基本運動から始めた。冬巡業も全休したが「そこで自分の体を見つめ直すことができた」と、筋力強化にも取り組んだ。

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