稀勢の里、九州場所V貴景勝に9番8勝 13日初場所へ二所ノ関一門連合稽古

 大相撲初場所(13日初日、両国国技館)で進退が懸かる横綱稀勢の里(32)は9日、東京・江東区の尾車部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古に参加。11月の九州場所で初優勝した関脇貴景勝(22)を指名し、連続9番取って8勝1敗と格の違いをみせつけた。

 「前へ、前へ。しっかりいけてよかった。圧力負けしなかった」

 力強く踏み込み、受け止めて押し返す。相手の強烈ないなしにも下半身を踏ん張って、体勢を立て直した。九州場所初日に敗れた相手に、一度もまわしに触れることなく馬力で押し出した。

 元横綱の大相撲解説者、北の富士勝昭氏(76)は「ずいぶんよくなった。下半身がしっかりしてきた。少しは期待が持てる」。尾車親方(元大関琴風)は「貴景勝を指名して引っ張り出したことに意味がある」と、心構えの充実を指摘した。

 意気込みを示した稀勢の里は「非常にいい稽古になった。自分を信じて一日一日集中してやっていく」。初日を見据え、心身が整う。(奥村展也)

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