「ファンとの距離もっと近くに」石川遼選手会長新春インタビュー

 ちょうど1年前の2018年1月。米ツアーの出場権を失い、日本に戻ってきた石川遼(27)は国内ツアー人気回復の旗振り役となる新たな使命を与えられた。史上最年少で日本ゴルフツアー機構選手会の会長に就任。トップ選手としてプレーしながら、自らが先頭に立ってファン獲得の新機軸を打ち出してきた。任期は2年。産経新聞の単独インタビューに応じた石川会長に、1年目の手応えと2年目の抱負を聞いた。(上阪正人)

 --昨年の1試合当たりの主催者発表のギャラリー数は1万5324人。前年から3千人以上増え、女子の1万4667人も上回った。人気回復の新施策の一つが「土曜プロアマ」。ツアーで予選落ちした選手が近隣で開かれるプロアマ大会に出場する。選手たちの反応は

 石川「予選落ちした選手は賞金ゼロで、遠征費用は赤字。(決勝ラウンドが始まる)土曜日の予定がぽっかりと空く。プロアマ大会や子供向けの教室に参加し、ギャラが出るのは良いこと。大会の主催者と選手がウィンウィンになる。『なんで、そういうことをやらなきゃいけないんだ』といった批判が出るかなと思っていたが、全くなかった」

 --選手にサインを書いてもらえるピンフラッグの販売も好評だった。1枚2千円で石川会長の発案。ツアー会場で子供たちが楽しそうにサインを集めていた

 石川「そういう姿を見て心がほっこりした。選手たちに『サインするのを断ってはダメ』と言うと、負荷がかかる。『できるかぎり応じてください』という感じで伝えたが、みんな快く協力してくれた」

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