松山、17年5位から28位「めっちゃ落ちた…すごくショック」/世界ランク

 日本の男子ゴルフを引っ張ってきた松山英樹(26)=LEXUS=は2018年、壁に当たった。昨年9月に終了した本格参戦5季目の米ツアーでは、トップ3に一度も入れなかった。17年は最高2位まで浮上し、同年最終週時点で5位だった世界ランキングは28位(12月30日付)まで後退。再び世界の頂点に挑むため、19年は必勝を期す。

 昨年は序盤につまずいた。松山は3連覇が懸かった同2月の「フェニックス・オープン」で、左手痛を発症し途中棄権。その後は約1カ月半戦線を離脱し、最終的に米ツアーでは15年以来の勝利なしに終わった。

 「優勝争いが一度もないので、もどかしい1年だった。けがの影響は(直接は)なかった。痛みもその後は出なかったけど、1カ月間ゴルフをできなかったという心のダメージの方が大きかったかもしれない」

 落ち込みは武器のショットに影響した。復帰後はピンに絡む確率が下がった。詳細なデータに基づく米ツアーの「スコアに対するショットの貢献度」(ストロークス・ゲインド・ティー・トゥ・グリーン)は、前季の4位から16位に後退。この部門の2桁順位は自身初となった。1ラウンド当たりのバーディー数も3位の4・29から、21位の3・94と低下した。

 「(修正しようと)いろんなことをやったが、全部うまくいかなかった。引き出しが足りなかったとすごく感じた」

 2020年東京五輪が近づいてきた。ゴルフ競技では世界ランキングを基準に、原則各国2人が出場権を得る。同年6月時点で15位以内なら自動的に出場できるが、最新ランキングでは28位まで下がった。「15位以内で(五輪に)出たいと思っている。めっちゃ落ちたんで、すごくショック。そこは上げていきたい」と本音を漏らす。

 あこがれのタイガー・ウッズ(米国)は昨年、5年ぶりのツアー優勝を遂げるなど見事に復活した。海外メジャー制覇を悲願に掲げる日本のエースは「自分も来年は早めに優勝争いしないといけない。1打を争う、ピリピリした中でやりたい」と真っすぐ前を向いた。

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