青学大、V5へ暗雲…エース森田が欠場でピンチ/箱根駅伝

★展望

 史上3校目の総合5連覇を狙う青学大は選手層が厚く、優位は揺るがない。スピードが武器の東海大と3年連続2位の東洋大が追う。

 青学大は10月の出雲全日本選抜と11月の全日本の両大学駅伝を制するなど、力は頭一つ抜ける。前回2区で区間賞の森田を、エース級が集まる同区間に起用できないのは誤算だが、代わりに抜てきされた梶谷も力があり、実力者がそろう復路でも勝負できる。補欠も含めて前回優勝の経験者が7人いることも強み。

 全日本2位の東海大は主力の関、館沢らをレース当日に交代が可能な補欠に回して起用に幅を持たせた。往路で9位と出遅れた前回の失敗は繰り返せない。1区の鬼塚や5区の西田壮志の奮闘が不可欠だ。

 出雲2位で前回往路優勝の東洋大は、今季不調の1区西山が鍵を握る。補欠に山本、相沢らエース級も控えるが、前回同様に往路重視で臨む方針で、リードを奪って復路に臨みたい。

 「3強」に続くのが駒大と帝京大。駒大は昨年のユニバーシアード夏季大会ハーフマラソン覇者の片西景を軸に予選会を圧倒的な強さで突破し、総合力が高い。帝京大は出雲、全日本でともに5位と、上位に食い込む力がある。

★気象条件は

 気象庁のホームページによると、箱根駅伝の往路が行われる来年1月2日の東京と神奈川の天気は、29日時点でいずれも晴れときどき曇りで最高気温は9~10度の予報。復路の来年1月3日も晴れときどき曇りで最高気温は9度前後となる見込み。ランナーにとっては比較的快適なコンディションが予想される。

■箱根駅伝

 正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」。世界最古の駅伝大会。世界に通用するマラソン選手の育成を目的に、日本初の五輪マラソン代表・金栗四三の発案で1920(大正9)年に始まった。10月の出雲、11月の全日本に続く大学3大駅伝の最終戦。毎年1月2、3日に実施。オープン参加の関東学生連合を含め計23チームが参加する。最多優勝は中大の14度。

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