紀平、凱旋帰国 シニア初年度2冠で真央超えに挑む/フィギュア

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル女子で、日本勢としては2005年の浅田真央以来となるシニア初年度での優勝を果たした紀平梨花(16)=関大KFSC=が11日、カナダ・バンクーバーから成田空港着のエア・カナダ機で凱旋(がいせん)帰国した。次戦の全日本選手権(21-24日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)では、浅田がなしえなかったシニアデビューシーズンでのGPファイナル&全日本選手権の2冠に挑む。

 夕方の成田空港が熱気に包まれた。テレビカメラ約20台など、およそ80人の報道陣は、GPフランス大会を制して先月末に関西国際空港に帰国した際の2倍だ。GPファイナルの演技後にファンからリンクに投げ入れられた大きなうさぎのぬいぐるみを手に到着した紀平は、目を丸くした。

 「思っていた以上に記者の方々がたくさん来ていてびっくりした。ファイナルが、こんなにも大きな試合だったのかと実感しました」

 2月の平昌五輪女王、アリーナ・ザギトワ(16)=ロシア=らを抑え、日本勢では2005年の浅田真央以来、13年ぶりとなるシニア初年度のGPファイナル制覇。「勝ちたいというより、完璧な演技でいい成績を残したかった」と振り返った。

 凱旋試合の全日本選手権へは「今回の反省点を踏まえ、さらにいい成績を残せるように頑張る」と意欲的だ。浅田は、GPファイナルを初制覇した05年の全日本で2位。紀平がシニア初年度で優勝すれば「尊敬する憧れの存在」の浅田を超えるGPファイナルと全日本選手権の2冠となる。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ