札幌大谷の西原、マー君魂で優勝 明治神宮大会

 強打の星稜打線を相手に被安打1、失点1で完投勝利。明治神宮野球大会高校の部決勝で、札幌大谷へ初出場初優勝をもたらした西原は「素直にうれしい。目の前の打者へ集中できたのがよかった」と充実の表情を浮かべた。

 大会前のフォーム改造が功を奏した。制球に難があり、四球で走者をためて痛打されるのが課題だった。

 高校と同系列の大学関係者の指摘で軸足(右)に体重をいったん残して移動する投げ方へ変更。「コントロールがよくなり、直球もいいボールがいくようになった」と自信を得た。

 星稜の5番奥川を「すごく重いボール。手元で伸びて差し込まれた」と脱帽させる130球の力投だった。

 エースの心構えも学んだ。五十嵐大・野球部長は2004、05年に駒大苫小牧の三塁手として夏の甲子園連覇を経験。後輩の田中将大投手(ヤンキース)について「とにかく気持ちが強く、打者へ向かっていく」と聞かせてくれた。

 「自分は四球を与えると気持ちが下がっていた。すごく勉強になった」と西原。

 北海道はこれから厳しい冬を迎える。「練習でボールが使えなくても投手に大切なランニングはできる。雪の中なら下半身は鍛えられる」と意欲的。来春の選抜大会へ向けてもう一回り成長を遂げるつもりだ。(三浦馨)

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