2度の戦力外通告を受けたDeNAの中後悠平投手 米国武者修行経て復帰

【魅惑アスリート】

 シーズン途中の今年7月にDeNAへ入団したのが中継ぎ左腕の中後(なかうしろ)悠平投手だ。ロッテを戦力外となって2016年に渡米。マイナーリーグで2年半プレーして日本のプロ野球へ復帰し、8試合に登板した。29歳の苦労人は「野球に対する見方や1球を投げる意識が変わった」と武者修行の成果を口にする。

 近大から2012年、ドラフト2位でロッテに入団。1年目は中継ぎとして2勝5ホールドを挙げたが、15年オフ戦力外に。その後米国に渡り、米ダイヤモンドバックス傘下のマイナーでプレーを続けてきた。

 今年の春季キャンプはダイヤモンドバックスの招待選手としてスタート。メジャー昇格も期待されたが、今季は2Aで24試合に救援し、1勝1敗、防御率5・29の成績で6月に自由契約となった。「やっとよくなりかけ、いい感じで抑えられるようになっていた矢先に、人生2度目の戦力外通告を受けた」とする。

 そこへ中継ぎを補強したいDeNAから獲得の声がかかった。「見てくれる人は見てくれている」と中後は感謝。3年ぶりの日本球界復帰が決まった。

 8月28日の中日戦(横浜スタジアム)では同点の五回1死二、三塁で登板。アルモンテ外野手(29)をセカンドゴロ、高橋周平内野手(24)をショートフライに打ち取り、自身5年ぶりのホールドを記録。お立ち台にも上がった。

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