水戸黄門漫遊マラソン 女子優勝の吉田香織さんに聞く

 1万3千人余りが参加した「第3回水戸黄門漫遊マラソン」(水戸市など主催、産経新聞社共催)で、平成32年の東京五輪出場を目指す招待選手の吉田香織さん(37)がマラソン女子の優勝に輝いた。2時間33分56秒の好記録で走り抜けた吉田さんはレース後、産経新聞の取材に応じ、大会の印象やコースの特徴などを語った。

 「こんなに市民が応援してくれる大会はなかなかない。ランナーへのおもてなしを感じられて気持ちよく走れた」

 吉田さんは大会の感想をそう語った。2時間35~40分を想定して走ったが、「声援がうれしくて予想以上のタイムが出た」と笑顔を見せた。

 特に印象的だったのは終盤の「梅香トンネル」。「トンネルの中まで人がいると思わなかった。ペンライトを振って応援してもらい、『ランナーファースト』の大会だと感じた」と振り返る。

 40キロ過ぎに待ち構える急な坂については「それまで平坦(へいたん)なコースが続いたのでまさに『人生楽ありゃ苦もあるさ』だなぁと思った。あの坂も水戸黄門漫遊マラソンらしさなのかな」と苦笑い。それでも「全体としてはとても走りやすいコース。東京五輪も終盤に上り坂があるので良いシミュレーションになった」と話した。

 吉田さんは来年1月の大阪国際女子マラソンに出場し、東京五輪代表選考会「グランドチャンピオンシップ」(MGC)の出場権獲得を目指す。「来年、良い報告を持って水戸に戻ってこられれば」と力強く語った。(丸山将)

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