サッカー日本代表 新戦力躍動し3得点で快勝 監督の“カード”増える

 選手は最後まで結果を追い求め、3得点での快勝をつかんだ。試合終了の笛を聞いた森保監督はベンチのスタッフや選手とがっちり握手。キャプテンマークを巻いた青山は「どんな試合でも勝利にこだわるプレーがみせられた」と胸を張った。

 9月のコスタリカ戦でスタメンに名前がなかった伊東や三竿らが先発。攻守に積極的に絡んだ。後半20分、相手守備陣の裏に出たパスを南野がシュート。こぼれ球を見逃さなかった伊東が2点目を押し込んだ。「こだわっていた結果を出せてよかった」とうなずいた。

 途中出場の川又も結果に飢えていた。後半40分に相手GKと交錯しながらオウンゴールを誘発。新戦力が生き残りへ結果を出したことで監督の“カード”が増え、うれしい悩みになりそうだ。

 ロシアW杯の主力を復帰させた今回、監督がテーマにした若手との「融合」は完成から遠い印象だ。前半39分、敵の裏に抜け出した大迫にパスが渡った場面は周囲の動きが遅く好機を作れなかった。大迫は「今までのメンバーと少なからず違いがあった」と漏らした。

 ただ、大迫は「半数以上メンバーが替わっている。合わないのが普通」とも話した。伊東は「化学反応はこれから」と指揮官が強調してきたキーワードを持ち出し、前を向いた。競争の中で、連係の進化、成熟も求められていく。(小川寛太)

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