二刀流今季断念で消えたかに思えたが…大きくなる一方の「新人王」に推す声

【翔タイム!大谷】

 右肘の新たな靱帯(じんたい)損傷が判明し、再建手術(いわゆるトミー・ジョン手術)を勧告されている米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平(24)だが、新人王という勲章が視野に入ってきた。「オオタニが一番ふさわしい」との大合唱が巻き起こっている。

 今季のア・リーグ新人王レースで大谷のライバルは、ヤンキースでスタメンを勝ち取った内野手の2人、遊撃を守るグライバー・トーレス(21)と三塁のミゲル・エンドゥハー(23)だ。MLBの公式ホームページによると、ともに勝負強い打撃と堅実な守備で、名門球団を支える存在になっているという。

 大谷は6月に見つかった右肘の内側側副靱帯損傷が癒え、9月2日のアストロズ戦に先発。二刀流復活を果たしたと、誰もが今後に期待した直後、別の損傷が発覚し、今季は最終戦まで打者一本で過ごすことが決まった。9月中にアピールするはずだった二刀流は実現せず、有力候補だった新人王レースからも脱落したかに見えた。

 だが、大谷の新人王を推す声は収まらず、むしろ大きくなる一方だ。

 地元紙のオレンジカウンティ・レジスターは「もうすでにオオタニは新人王を受賞するのに十分な投球をしている」と、投手としても価値がある結果を残していることを指摘した。「シーズン終了まで登板できないことで新人王の可能性が消えたかもしれないという人に対して、ソーシア監督が一つの意見を持っている。『オオタニは投手でもあるのだ。ヤンキースのトーレスが今季何回投げたか、私は知るよしもない』。もちろん、一度もなく、エンドゥハーもだ」

 投手・大谷の成績は10試合に先発して、4勝2敗。51回2/3を投げて63個の三振を奪い、防御率は3.31。最速球速は101マイル(約162キロ)をマーク。

 もちろん、打者だけでも受賞にふさわしい数字を残している。打席数こそ少ないとはいえ、好打者の指標、OPS(出塁率と長打率を合算したもの)では、大谷は・950に達しており、ヤンキースの2選手を上回る。

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