村田諒太vsドン山根会長…確執の全真相 新プロ団体「APB」設立での引き抜き失敗で亀裂か

山根会長は村田(左)のプロ入りに猛反対し、同時に身勝手な要求を突きつけた=2013年2月

山根会長は村田(左)のプロ入りに猛反対し、同時に身勝手な要求を突きつけた=2013年2月

 助成金の不正流用などの疑惑が浮上しているアマボクシング界の“ドン”こと、日本ボクシング連盟・山根明会長を、痛烈に批判しているのがWBA世界ミドル級王者の村田諒太(32)=帝拳=だ。アマ時代に山根会長の“圧政”に苦しみ、今回の疑惑発覚に関しては、フェイスブックに「そろそろ潔く辞めましょう、悪しき古き人間達、もうそういう時代じゃありません」と退陣を迫っている。村田はプロ転向の際、山根会長が関係する新プロ団体への参加を求められたが、これを断ったことで疎まれる結果となった。夕刊フジ連載「格闘技裏通信」(毎週木曜)を担当するジャーナリスト、片岡亮氏(45)が2人の確執の真実に迫った。

 2012ロンドン五輪で金メダルを獲得した直後から、村田には水面下でプロ入りの動きが進んでいたが、一部スポーツ紙がそれを報じると、アマボクシングを統括する山根会長は露骨に不快感を示した。その理由をアマボクシング関係者が明かす。

 「当時アマボクシングは、上部組織のAIBA(国際アマボクシング連盟)がプロ団体APBを設立し、興行ビジネスに乗り出していた。WBCやWBAといった既存のプロ王座団体に対抗して新たにボクシング市場に割って入ってきたわけです。山根会長はそのAPBの目玉として村田を投入しようとしたんですが、本人に断られ、逆ギレしたんですよ」

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