日本ハム・清宮、大舞台で圧巻の一振り「これからが大事」

 プロ野球の若き逸材が一堂に会する舞台で、日本ハムの清宮が圧巻の一振りを披露した。四回の第2打席。カーブを力強く振り抜いた会心の一打は、右翼席に突き刺さった。このソロ本塁打で優秀選手賞を獲得。「まさか打てるとは思わなかった。1本打ててうれしい」。開催地となった青森・弘前に訪れたファンの声援を一身に浴びた。

 前半戦は試練の連続だった。開幕直前に「限局性腹膜炎」を発症し、入院生活を余儀なくされた。5月に1軍デビューを果たしたが、打率は1割台に低迷。前半戦の大半を2軍で過ごした。それでも「今はやるべきことをやる時間」と自身のレベルアップに励み、2軍では15本塁打をマーク。1軍で活躍する下地は整いつつある。

 この日は村上(ヤクルト)、安田(ロッテ)といった同学年のドラフト1位入団選手と中軸を形成した。「次は(1軍の)オールスターでもクリーンアップを組めたら」と清宮。同期とのさらなる切磋琢磨(せっさたくま)を誓った。

 かつては青木(ヤクルト)らもフレッシュオールスターで活躍し、一流選手への階段を駆け上がった。「力不足なので、いろんなところでレベルアップしないといけない。これからが大事」と清宮。後半戦への巻き返しに向け、19歳は研鑽(けんさん)を積んでいく。(浅野英介)

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