平昌五輪 「持ち味出し切れた」涙の小平奈緒、ライバルの李相花と抱き合う

 三度目の正直だった。1位のまま最終組のレースが終わり、金メダルが決まった瞬間、涙があふれ出した。過去2大会で思うような結果が出なかった中、これまでともに歩んできた結城匡啓(ゆうきまさひろ)コーチ(52)と両手で最初にハイタッチ。全身で喜びを表し、インタビューでも「自分の持ち味を出し切れた」などと歓喜の言葉を絞り出した。

 レースではスタートのタイミングが少しだけ合わなかったが、持ち味のダッシュで最初の100メートルを挽回。中盤からは「最速女王」の名にふさわしい伸びのある走りを披露した。

 ゴール後はガッツポーズをし、銀メダルとなった1千メートルのゴール直後とは明らかに違う納得の表情でうなずいた。ウイニングランでは銀メダルだったライバル、韓国の李相花(28)と泣きながら抱き合った。自国民の期待を一身に背負ってきたからこそ分かり合える。しばらく会話を交わした後、2人で並ぶようにリンクを回った。

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