代役が大役!広島4番・松山、誠也の穴埋め「大事な試合で貢献できてうれしい」

 「雨垂れ石を穿つ(うがつ)」

 松山のグラブに刺繍がされている。長く根気強く努力すれば、必ず実を結ぶ-という意味だ。30歳を過ぎても休日返上でマツダスタジアムに姿をみせて黙々と汗を流した。

 8月23日のDeNA戦(横浜)で4番鈴木が右足首を剥離骨折した。チームにとってはピンチだが、松山にとっては千載一遇のチャンス。カバーどころか、9月に入ってからの14試合は、すべて4番で打率・462(52打数24安打)、4本塁打、18打点。神ってる以上の活躍に、緒方監督は「本当によくやってくれている」とたたえた。

 松山は「まだ残り試合があるし、(今後のために)いろいろ準備をしていきたい」と意気込んだ。昨年、手にできなかった日本一へ、慢心はない。 (三木建次)

★新聞ムシャムシャ

 嫌なことは忘れないうちに食っちまえ!! 3月31日の阪神との開幕戦(マツダ)で黒星スタート。翌日の練習前のミーティングで、石井打撃コーチが、広島の負けを伝える新聞のページを破いて口の中に入れて、ムシャムシャかみ砕いた。「戒めというか、すべてをのみ込んで頑張ろうと」と同コーチ。ナインを引き締めるための儀式は今季数度あった。連覇の裏にはコーチ決死? の士気高揚パフォーマンスがあった。

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