核融合技術で新エネルギー開発に取り組む京都フュージョニアリング、経済産業省・令和3年度「原子力産業基盤強化事業補助金」交付決定へ

京都フュージョニアリング株式会社

 核融合技術で新エネルギー開発に取り組む京都フュージョニアリング株式会社(本社:京都府宇治市、代表取締役:長尾昂、以下「KF社」)は、経済産業省が実施する令和3年度「原子力産業基盤強化事業補助金」の間接補助対象事業者に採択されたことを発表します(https://www.enecho.meti.go.jp/appli/public_offer_result/2021/20210914_001.html)。

 今回の採択により、当社は製品化開発をさらに加速させ、早期の市場展開を目指すとともに、先進的な研究成果の実用化と事業化を通じて、社会への貢献を進めて参ります。

【「原子力産業基盤強化事業」の目的】

 政府が推進するエネルギー基本計画では、「実用段階にある脱炭素化の選択肢である原子力」に関し、「人材・技術・産業基盤の強化に直ちに着手」することを掲げています。経済産業省では、原子力産業全体の活性化を目的として「原子力産業基盤強化事業」を推進しており、世界トップクラスの技術を有するサプライヤーの支援を強化しています。また、カーボンニュートラルに伴う「グリーン成長戦略」では、革新原子力等のイノベーションの創出、国際連携も期待される領域とし、明記されました。

【KF社の概要と採択後の展望】

 KF社は、京都大学エネルギー理工学研究所の小西哲之教授が中心となり開発した研究成果を強みとして、長尾昂が2019年に設立した核融合スタートアップです。当社は、日本発の核融合(※1)テクノロジーで新しいエネルギー産業を切り拓くことを目的に、事業を展開しています。

 KF社は、本事業への採択を受け、先進的で国際競争力のあるエネルギー変換機器とその統合システムの設計・製造に関する評価技術を開発します。開発機器は、ブランケット、ダイバータ-、ジャイロトロン(※2)の3点を中心に据え、新規性・独創性に富み、国内原子力産業の技術と人材の維持・拡大に資する研究開発を促進します。今回の採択により、製品化開発をさらに加速させ、早期の市場展開を目指すとともに、これらの先進的な研究成果の実用化と事業化を通じて、社会への貢献を進めて参ります。

【会社概要】

 会社名 京都フュージョニアリング株式会社

 設立 2019年10月

 事業内容 核融合炉関連技術、装置の研究開発

 本社所在地 京都府宇治市

 代表取締役 長尾 昂(ながお たか)

 HP  https://kyotofusioneering.com/

 ※1:

 核融合

 (1)核融合反応とは

 核融合反応は、太陽が光輝きエネルギーを発生している原理であり、少量の燃料から膨大なエネルギーが発生し、例えば、1グラムの重水素-三重水素燃料からタンクローリー1台分の石油(約8トン)に相当するエネルギーを得ることができる。

 (2)核融合エネルギーの特徴

 ・豊富な資源:燃料となる重水素と三重水素を生成する原料となるリチウムは海中に 豊富に存在するため、地域的な偏在がなく、資源の枯渇の恐れがない。少量の燃料 から膨大なエネルギーを取り出すことができる。

 ・固有の安全性:核融合反応は暴走せず、核分裂と比べて安全対策が比較的容易であ る。

 ・高い環境保全性:発電の過程において、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を発生 しない。高レベル放射性廃棄物が発生しない。

 ※2:

 ブランケット、ダイバータ-、ジャイロトロン

 ブランケット:核融合で生じた熱を炉外に取出し、燃料となる三重水素を生産する装置

 ダイバータ:核融合で生じたヘリウムガス等の不純物を炉内から取り出す装置

 ジャイロトロン:核融合炉の起動時にプラズマを発生させ、加熱し、電流を駆動する電磁波発生装置

【お問い合わせ先】

 京都フュージョニアリング株式会社 広報代表宛

 ・京都オフィス:〒611-0011 京都府宇治市五ケ庄平野5番地24

 ・東京オフィス:〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目6番地1 大手町ビル6階

 E-mail:media@kyotofusioneering.com

https://kyotofusioneering.com/

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ