スマートフォンアプリを利用した研究協力者を募集します

 国立大学法人千葉大学
~うつ不安症状を自分で振り返るアプリを開発~

 千葉大学大学院医学研究院は、 スマートフォン用アプリ「うつ不安レコード」をモニター利用し、うつ不安症状の研究にご協力いただける方を先着で1000名募集します 。

 千葉大学(学長:徳久剛史)大学院医学研究院 清水栄司教授(認知行動生理学)らのグループは、スマートフォン用アプリ「うつ不安レコード」を、令和元年6月に公開しました。
 このたび、このアプリをモニター利用し、研究にご協力いただける方を先着で1000名募集します。アプリは Google Play か App Store からダウンロードすることができます 。なお、本募集は、定員になり次第終了させていただきます。

アプリトップ画面

カレンダー画面

質問項目回答画面

 「うつ不安レコード」について

 「うつ不安レコード」は、うつ症状や不安症状のために医療機関へ外来通院している方に利用していただきたいスマートフォン用アプリです。このアプリでは、世界的に使用されている PHQ-9(Patient Health Questionnaire-9)という 9 つの質問項目でうつ症状について、GAD-7(Generalized Anxiety Disorder-7)という7つの質問項目で不安症状について、アンケート形式で測定することができます (日本語版開発は新潟青陵大学大学院 臨床心理学研究科 村松公美子教授による)。 症状スケールとして通常の医療場面で用いられている質問紙を搭載しており、これに回答することで、自分の症状の経過を振り返ったり、医療機関を受診した際に医療者に直接見せて症状を伝えるのに役立ちます。
 また、医療費・通院費等を入力することもできます。入力したデータはアプリ内のカレンダーに記録されていくので、家計簿の記入や確定申告のための計算に役立てることができます。

 

 「うつ不安レコード」アプリ利用者の方には、毎回の通院の前後にデータを入力していただくという作業を、原則1年間続けていただくようお願いします。
 本アプリを通じてお預かりするデータは、個人情報を含まないようになっています。入力されたデータはWebデータベースに保存され、本アプリを開発したメドケア株式会社(ISMS(ISO27001, ISO27017, ISO27018)取得済)が十分な情報セキュリティーのもとで管理します。
 千葉大学大学院医学研究院認知行動生理学では、うつ不安のために千葉大学医学部附属病院およびそれ以外の医療機関で治療(薬物療法または認知行動療法)を受けた方について、データをお預かりして研究を行っています。本アプリを通じてお預かりするデータについても、解析することでより良い治療法の提供の仕方や医療制度の提案などに役立てていきます。
 本アプリは、科学研究費助成事業基盤研究(B)「うつ不安の患者登録サイトでの費用対効果見える化とStepped Careの誘導」の助成金を用い、開発されました。本研究は、千葉大学大学院医学研究院医学部倫理審査委員会の承認の上、実施されます。

 この研究は、患者の方への侵襲や介入がなく、うつ不安症状の情報のみを用いる計画です。国が定めた指針に基づき、下記のリンク先で、研究の目的や方法などについての情報を公開し、アプリ利用時に自由意思で同意ボタンを押していただく研究参加方法や同意撤回の方法についてご案内しています。
認知行動生理学 : https://www.m.chiba-u.ac.jp/class/phys1/img/research7.pdf

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